初心者さん向けヨガのポーズ

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初心者さん向け - ヨガのポーズ - お悩み別

お悩み別

お悩み別ヨガを行う理由は人それぞれですが、体の不調や自分自身が抱えた様々な「悩み」の解決のためにヨガを行う方も多いでしょう。特にハワイなら、美しいビーチを見渡す白い砂浜で、または大自然に囲まれた景色の中でヨガに没頭する…そんな貴重な体験が出来ます。日本ではなかなか解消出来なかったお悩みの解消もハワイなら出来るかも知れません。

また、ヨガの世界では「アーサナ」という言葉が頻繁に登場しますが、これは身体の「姿勢、体位」という意味でヨガを行う時の独特のポーズでした。ヨガの第一ステップはアーサナですが、これは本来瞑想をするための座り方と足の組み方でした。堅固にかつ、長時間耐えられる快適なものとして瞑想を効果的に行なうために生み出され、その数は400種類以上にものぼります。そして呼び方も、日本語、英語、サンスクリット語など各国により様々です。また、このアーサナは意外にも、努力して行うよりも適宜力を抜くことによって最高の結果が得られるといわれています。ここでは様々なお悩み別に、その解消に効果があるとされるアーサナを紹介します。

肩こりや不眠の軽減に

肩こりや不眠の軽減に ●魚のポーズ／フィッシュポーズ（マツヤアーサナ）
仰向けに寝転がった姿勢で、背中をしなやかに反らせて、魚が泳ぐときのような動きをするポーズです。背中を緩やかに反らせることで、背中の筋肉や脂肪が柔軟になり、背骨の中の神経の流れがとてもスムーズに。その結果、症状が驚くほど楽になることでしょう。肘の支え方次第で強さを調整出来るため、その時の痛み具合に合わせて行うことが出来ます。そして、日頃悩んでいた肩こりが軽減されることで心底リラックス出来、眠りも深くなるでしょう。但し、このフィッシュポーズは首への負担も大きいので、首を痛めている場合や気分がすぐれない場合は注意して行いましょう。

【行い方】

1.両脚を揃えて仰向けになります。くるぶしの内側と親指の付け根を出来るだけ合わせます。
2.お尻の下に両手を敷き、手のひらは下向きに。腕を背中の下に入れこむように肘と肘を胸の下でぴったりと付けます。
3.静かに息を吐いた後、息を吸いながら、肘で床を押し付けるようにしながら、胸をゆっくりと天井へ突き出していきます。胸を大きく開き、肩甲骨を軽く寄せていきます。
4.首を長く伸ばした状態で深呼吸を5回行います。

腰痛の改善に

腰痛の改善に ●コブラのポーズ／コブラポーズ（ブジャンガアーサナ）
後屈系のポーズの中で最も代表的なポーズがこれです。下半身を動かさないように固定し、うつ伏せに寝そべった状態から体を反らしたポーズのイメージはその名の通り、ハワイのイベントなどでも人気が高い、蛇使いの大道芸に登場するあのコブラにそっくりです。初心者でも楽に行えるので難しいテクニックもいらず、思い立ったらすぐに出来るポーズです。腰痛の改善をはじめ、二の腕が引き締まり、胸筋が発達。さらに、背中周りの筋肉を使うために代謝も良くなり、ゆがんだ椎骨を正常な位置に戻すサポートも出来ます。この他にも、肩こりや疲れ目の解消など様々な効果がありますが、気軽に出来る反面、身体への負担が大きい姿勢なので、腰痛持ちの方は間違った反り方をしてしまうと逆に腰を痛めてしまうので、くれぐれも注意をしましょう。

【行い方】

1.足を肩幅と同じ位に広げてうつ伏せになり、肘を曲げ両手の平は肋骨の横へ置きます。手首を肘の真下あたりにくるようにして、身体をまっすぐにします。
2.ゆっくり深く息を吸いながら、両手で床を押さえて上体を持ち上げます。
3.腰を伸ばしながら胸を反らせ胸と顔を正面に向けます。この時、おへそが正面に向くくらいに反らすのが理想です。
4.そのまま姿勢を保ち、肩甲骨を落として軽く寄せます。肘は背面で寄せ、胸を開くようなイメージにし、呼吸を5秒ほどキープします。

冷え性の改善に

冷え性の改善に ●鳩のポーズ／ピジョンポーズ（カポタアーサナ）
股関節、肩、腰まわりなど、様々な部位の柔軟性が大きく影響するため、その方のヨガのレベルが顕著に表れるポーズです。そのため、ヨガをやっている多くの方が憧れるポーズのひとつでしょう。血行不良からくる、末端の冷えを改善してくれますが、骨盤に繋がっている腸腰筋も伸ばすので歪んだ骨盤を正しく導く働きもあり、冷えによる腰痛など、腰の負担も軽減してくれます。また、骨盤の状態が良くなることで内臓機能も高まり、背中の緊張も取れて潜在的なストレスを和らげて楽になるので、長時間座ったままのデスクワークの方に最適です。さらに慣れれば、テレビを見ながらなどでも出来るようになるので便利です。