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ハワイの先住民によって、古代から受け継つがれてきた伝統的なもの。わかりやすく言えば、ネイティブハワイアンの考え方や問題解決法を指します。
この言葉は、人間関係を大切にしていた古代のハワイ社会に生まれました。
「ホオポノポノ（Ho’oponopono）」は、「正しい」を意味するハワイ語「ポノ（pono）」の派生語です。「正しい道への導き」「幸福になる」「感謝する」などを意味するのだとか。
加えて、家族や個人の問題解決や癒しのために古代からハワイの人々が実践してきた方法を「ホオポノポノ」と呼んでいます。
ネイティブハワイアンの知恵である「ホオポノポノ」を現代社会でも実践出来るようにアレンジした「セルフアイデンティティ スルー ホオポノポノ（SITH）」が1980年代にモーナ・ナラマク・シメオナ女史により発表され、ハワイを超えて世界で広く知られるようになりました。

○まずは、「ホオポノポノ」の根底を理解しましょう
「ホオポノポノ」の基本的な考え方は、「自分の潜在意識（ウニヒピリ）が、100％現実化する」というものです。つまり、今自分が向き合っている現実はすべて自分が作り出したものだということ。自分が認識する世界の中で直面している問題も、抱えている感情や考えも、100％すべて自分に責任があり、すべての問題は自分の中にあるとされています。
ですから、「ホオポノポノ」では自分の潜在意識の「クリーニング」を行います。心の中で自分と向き合い、潜在意識のクリーニングをして、問題を解決に導きます。

○「ホオポノポノ」の実践方法
現代社会で実践しやすい「セルフアイデンティティ スルー ホオポノポノ（SITH）」の方法をご紹介します。
やり方はとってもシンプル。たったの2ステップです！
①まずは、自分の潜在意識の中で、解決したい問題と向き合いましょう。
②次に、下記の4つの言葉を繰り返し唱えましょう。言葉の順番は自由です。
声に出しても、ただ心の中で唱えるだけでも、自分のやりやすい方法で行いましょう。
・Thank you（ありがとう）
・I’m sorry（ごめんなさい）
・Please forgive me（許して下さい）
・I love you（愛しています）

○「ホオポノポノ」の実践のポイント
このクリーニング作業は、真剣な気持ちで繰り返し行うことがポイント。ちなみに、一つの言葉だけを繰り返し唱えても良いのですが、4つの言葉を1セットとして、繰り返し唱える方が効果的です。「愛しています」を唱えるのはなんだか照れくさいと言う方は、「ブルー・ソーラー・ウォーター」を取り入れてみてはいかがでしょうか。
【ブルー・ソーラー・ウォーターのやり方】
青いガラス瓶に水を入れて、あればプラスチックの蓋で、なければラップと輪ゴムで蓋をします。30分から1時間、そのガラス瓶を太陽光にあてます。そうして出来た「ブルー・ソーラー・ウォーター」を飲めば、「愛しています」と唱えるのと同様の効果があるのだとか。

神社や寺院で祈願したのに、目に見える効果が感じられないとすぐに「御利益がなかった」と感じる方は要注意。「ホオポノポノ」は目に見える成果を求めるものではありません。たとえ自分では気が付かなくても、クリーニングすれば自分の潜在意識をピュアな状態に保ってくれます。
人は、悲しみなどの傷ついた気持ちや納得いかない気持ちなど、負の想いを心の奥底にある潜在意識に押し込めてしまいがちです。「ホオポノポノ」のクリーニング作業は、それらを削除・リセットし、自然に癒しをもたらしてくれます。また、インナーチャイルドを癒す効果もあると言われています。過度な期待をせず、毎日クリーニングを繰り返すことが大切です。


ヨガと「ホオポノポノ」の相乗効果で、豊かな人生を楽しみましょう♪